甚目寺南中の生徒にとって五条と並んで近いのが中村高校
でも甚目寺南中HPで卒業生の進路を見てみると中村へ進学してる生徒がとても少ないことがわかります
これだけ近いのになぜなんでしょう?
それには理由があります
①南中生にとって尾張2群の方がいろんな組み合わせで受験できる
尾張2群Aグループ(松蔭、津島、新川、山田、津島北)、Bグループ(五条、津島東、美和)
尾張1群Aグループ(松蔭、津島)、Bグループ(中村、美和)
松蔭、津島、美和はABグループの共通校なので近場で純粋に尾張1群の高校は中村のみです
これではほとんどの生徒が尾張2群で受験校を考えてしまいますよね
②中村を第一志望とした場合、ほぼ1校受験になってしまう
組み合わせの少なさに加えて中村の場合、尾張1群Aグループに第二志望として組み合わせる近隣の高校がありません
これにより不合格の場合は滑り止めの私立に行く覚悟で1校受験することになりがちです
一方で名古屋南西部の中学生にとっては熱田ー中村、松蔭ー中村などは受けやすい組み合わせです
熱田や松蔭は愛知県全体の中でも毎年高倍率の人気校なので組み合わされる中村高校の倍率も高くなり定員割れするようなこともありません
卒業生の進路実績を見ても5年くらい前と比べて国公立大学の合格者数も増えてきており、良い学校なのは間違いないです
もし中村高校の受験を考えているなら上記の事も踏まえて検討してくださいね