マークシート入試(数学編)

愛知県教育委員会から今年度入試から実施されるマークシートの問題と解答の例が示されました

これは昨年度(令和4年度)入試Aグループの問題を使ってマークシートに変わるとどうなるかを示したものになります

各教科ごとに詳しく見ていきます

今回は数学です!

 

 

まずマークシートになって一番大きく変わるのが数学ですね

これまでの愛知県公立入試の数学は選択問題がほぼありませんでした

それがマークシートになると数学は大問1と大問2は全て選択問題でしかもほとんどが4択です

(中には8つの中から2つ選ぶような問題もあります)

 

大問3の図形問題は私立入試でよく見る数字を当てはめるタイプですね

同じマークシートの問題でもこちらは難易度がぐっと高くなります

ただこれまでよりは少なくとも考えやすくはなりますね

(解答が分数になるのか根号を含むのかなどはヒントになります)

 

 

 

もちろん昨年度の入試問題を使ってマークシートの問題を作ったらこうなる、というものなので今年度は違った形になる可能性もあります

方程式や連立方程式、二次方程式などは今までのままだと選択肢の数字を代入することで答えがわかってしまうので問題の作り方に工夫が必要になりそうです

 

これまで数学が苦手でほとんど解けずに0点だった生徒も4択問題なら25%の確率で正解できてしまうので昨年度までの問題形式でマークシートにしてしまうと平均点が一気に上がってしまいます

運の要素をある程度排除するにはこれまでの20問程度の問題数では難しいような気もしますね