進路希望調査から考える

前回、第2回進路希望調査について南中エリアの高校を中心に見ていきました

今回は同じ進路希望調査の全体像を考えてみたいと思います

 

 

 

まず愛知県内の中学3年生のうち進学希望者が95.0%です

残りの5%は専修学校等が3.7%、就職0.4%、その他0.9%です

 

進学希望者95.0%のうち全日制(公立私立両方)への進学希望者は88.7%で過去最低となっています

残りの6.3%は定時制や通信制、特別支援学校などへの進学希望者になります

 

この中でも通信制への進学希望者が3.4%と過去最高の数字となっています

中学3年生70,116人のうち、2,374人が通信制への進学を希望しているのです

実際、学習塾向けの私立高校の合同説明会でも通信制の高校のパンフレット(N高など)をよく見かけるようになりました

 

ここ数年の南中の卒業生の進路をみても全日制の高校に進学する生徒は9割いくかいかないかといった感じでした

この傾向はこれからも進んでいくと思います

 

 

 

また全日制への進学希望者88.7%のうち県内の公立高校への進学希望者は62.9%

これは前年より1.3%減って過去最低を更新しました

ちなみに県内の私立高校への進学希望者は0.1%増えて23.2%でした

 

公立離れを止めるために入試制度を改革したり説明会を開催したりいろいろ努力はしていますが残念ながら結果には結びついていないようです