模試の合格判定

第5回の愛知全県模試の個人成績表が届きました

(速報版はすでに生徒に渡してあります)

やはりみんな気になるのは志望校の合格判定ですよね

そこで合格判定の数字についてのお話です

 

 

 

愛知全県模試を受けると個人成績表が返ってきます

そして二枚目の志望校別成績のページで公立4校と私立2校の各志望校についての合格可能性判定が出ます

ではここで公立高校で50%と書かれていた場合2回に1回は合格するということでしょうか?

残念ながらそういうことではありません

 

実際愛知全県模試にもこのように小さく目安が書かれています

80%以上…合格圏

79%~65%…可能圏

64%~50%…努力圏

49%以下…挑戦圏

個人的には努力圏以下はかなり厳しいと思っています

特に挑戦圏となっている場合は合格する可能性は非常に低いと思います

 

例えば合格判定が50%でギリギリ努力圏だとして努力すれば合格できるんじゃない?と思うかもしれません

しかし公立入試の合格判定は内申点と偏差値の組み合わせで出されています

ここからどれだけ努力しても内申点はもう上がらないので上がるのは偏差値のみです

 

志望校に対して内申点は足りているが偏差値が少し足りない、あるいは偏差値は足りているが内申点が少し足りない場合は合格判定は可能圏以上になっていることが多いです

努力圏以下の場合は内申点も偏差値も足りていないということなので努力して偏差値のみ多少上がっても厳しい結果になることが多いわけです

もちろん内申点の不足を補えるだけの高得点をとれるほどの努力をすれば合格する可能性はゼロではありません

(もちろん倍率等によっては挑戦圏でも合格したり合格圏でも不合格になることもあります)