
先日、愛知県教育委員会より令和7年度の公立高校入試の平均点が発表されました
これによると受験者全体で
国語15.6点 数学13.2点 社会12.2点 理科10.9点 英語13.8点となっていました
(すべて22点満点)
ちなみに令和6年度の平均点は
国語11.2点 数学12.3点 社会12.9点 理科11.3点 英語14.8点でした
(すべて22点満点)
公立高校入試制度改革が行われAB日程それぞれ2回の学力検査が1回となり、試験もマークシートに変わって数年が経ちました
マークシート以前は愛知県の傾向として国語の平均点が高く英語・数学・理科の平均点が低かったのですが、マークシート以後は英語と数学の平均点が上がったりとこれまでとは違う傾向が出ていました
令和7年度も国語がかなり易しくなり(というか以前に戻った?)し、英語と数学がやや簡単、理科や社会が難しいという内容となりました
ただ気を付けなくてはいけないのは英語や数学が簡単になったとはいえ、これはマークシートに変わったので英語で受験生が苦手としていた英作文が無くなったこと(スペルミスや’s’の付け忘れも気にしなくてよくなった)や、数学では大問1の計算問題がすべて選択問題となり計算ミスや符号のミスなどに気が付きやすくなったことが大きいだけで難しい問題は相変わらず難しいので取るべき問題と捨てるべき問題をしっかり取捨選択する必要があります
理科や社会が難しくなった(特に社会)要因は内容というより問題形式の変化です
これまで5択だったような普通の問題も、A,Bに当てはまるものをそれぞれ1つ選べ、というような複数回答形式が増加したことによる難易度の上昇です
よって教科書レベルから逸脱するような難しい勉強をするのではなく、基礎的な知識を細かなところまで正確に理解しておくことで点数を獲得できるよるになると思います